過去の留学生の姿(卒業生)

Kuziel Olivia

クズィエル オリビア

出身国:アメリカ

修士課程栄養学専攻 2026年3月修了

指導教員:西塔 正孝准教授(食品生産科学)

〈研究テーマ〉タンパク質のDPP-IV阻害能

食品の薬効成分を調査する

私の日本への最初の関心は私が初めて東京に親戚を訪問するために行った高校生の時に始まりました。私はその時本当に観光や日本文化を学ぶことを楽しんだのですが、でも同時に自分の親戚と言葉の壁でコミュニケーションできなかった事をとても悲しいと感じました。その後、自分自身日本語の勉強に身を捧げ、また一方で生物医学を学ぶために大学に入りました。大学では日本語の授業も専攻しました。
生物化学のコースにいる間、病気を治すよりも栄養で病気を予防することにより自分の関心があることに気が付きました。その結果、日本の大学院に行こうと決めたのですが、それにより私は日本語と食品科学という自身の2つの関心を追求することができるようになりました。現在私は、DPP-IV活性を測定することで、タンパク質の抗糖尿病効果を測ることについて研究しています。自分の研究が病気の予防に貢献できると嬉しいです。将来的には、日本栄養大学の博士後期課程で研究を続けるか、または日本の健康食品会社で研究者として働きたいと思っています。

MUTIARA ARSYA

ムティアラ アラシャ

出身国:インドネシア

修士課程保健学専攻 2026年3月修了

指導教員:香川雅春准教授(栄養科学研究所)

〈研究テーマ〉女性の仮面肥満におけるボディイメージとメタボリックシンドロームリスクの関連を探る

女性の栄養教育促進に向けた私の旅

私は以前留学について考えたことすらありませんでしたが、国際プロジェクトのアシスタント研究者として働く経験が大学院で学ぶという情熱に火を付けました。私は女性の栄養教育に関する関心を持ち、自身のボティーイメージと流行のダイエットに関する研究は国際的学会誌に掲載され、それがついに奨学金の獲得に繋がりました。私が日本栄養大学を選んだのは栄養の専門大学である事、特に身体サイズを測る専門領域であるKinanthropometry(身体計測)という分野があるからです。Kinanthropometryは身体の均衡を計測するものであり、それゆえに日本女性がアジアの美のトレンドをリードする分野であると考えています。
日本語学修をサポートしてくれる日本栄養大学の環境も自分の野心に火を付けました。私は更なる奨学金を取り、博士後期課程に進み研究を続けることも視野に入れています。私の長期的な目標は女性のための専門的な栄養教育プラットフォームを立ち上げ、そこで自身の知識を深め日本や世界の企業と教育機関の双方をリードする研究者になることです。

Muhammad Umair

ムハンマド ウマイル

出身国:マレーシア

修士課程栄養学専攻 2024年3月修了

指導教員: 上西 一弘教授(栄養生理学研究室)

〈研究テーマ/予定〉マサーモン、ダチョウ肉、キュウイフルーツの栄養素に関する研究

母国や他の国の栄養界をリードできる人材になりたい

自分自身が日本に住むということをこれまでの人生では実は一度も想像したことすらありませんでした。最初は大学院への留学を考えた時、英語文化圏の国を想定していたのですが、日本は世界の国々から尊敬されている国だという認識はあったため、留学への夢が具体化していく中で日本が他の国から尊敬されている理由を自分の目で確かめたいと思うようになりました。
学士で食品学を学んでいたことがあり、日本栄養大学は栄養専門の大学ということで入学を決めました。大学院ではサーモン、ダチョウ肉、キュウイフルーツに関する研究をしています。将来は可能であれば奨学金を取り、博士課程に進みたいと思っています。また、母国や日本、その他の国で、業界をリードする人物になるために、自分の知識をさらに高め、研ぎ澄ますために、自分の専門会社を設立したりし、社会に貢献していきたいです。

Yaorm Pemika

ヤオム ペミカ

出身国:タイ

修士課程栄養学専攻 2024年3月修了

指導教員: 柴田 圭子教授(調理科学研究室)

〈研究テーマ/予定〉ひよこ豆の粉と米粉を使ったグルテンフリーパンの開発に関する研究

自分が情熱を持つことができる仕事を見つけたい

高校時代から日本に留学したいという想いはありました。なぜなら、日本を訪問した経験があり食べ物、都市、言葉など日本に関するものが全て好きだったからです。また、私の研究分野が食品科学であること、そして日本は多くの食に関する研究を実施し、食品パッケージのデザインでさえも、より簡単に使うためにはどのようにデザインすれば良いかということを考えるくらい食品生産に関して革新的な国であるというイメージを私が持っていたこともその理由になりました。
将来的に自分の関心分野で研究を続けるために、食品研究・開発分野で働きたいと思っています。修士課程を卒業後は、タイもしくは日本で仕事を探したいと考えています。自分が情熱を持つことができ、自分に最適なベストな仕事を見つけることができれば嬉しいです。

Casbana Almi

チャスバナ アルミ

出身国:インドネシア

修士課程栄養学専攻 2024年3月修了

指導教員: 西村 敏英教授(食品栄養学研究室)

〈研究テーマ/予定〉発酵過程におけるエビペーストに起因するコクに関する研究

食品産業で新しいキャリアを築いていきたい

修士の学位を取ろうと決めた時、食品科学、特に味を構成する成分についてもっと学びたいと思いようになりました。その後、私は「コク」という言葉に出会い、そしてそれについてもっと知り、研究をしたいと思うようになりました。日本栄養大学は食と栄養の専門大学であるため、食と栄養をより深く総合的に理解することができるだろうと思い、日本栄養大学への留学を決めました。将来は食品産業で新しいキャリアを築いていきたいと思っています。自分が学んだことを実践し、人のために役立てることができれば、やりがいを感じられると思います。日本でもし働ける機会があるのであれば、日本の企業で働いてみたいです。

ERWINA SAFITRI

エルウィナ サフィトリ

出身国:インドネシア

修修士課程栄養学専攻 2024年3月修了

指導教員:西塔 正孝准教授(食品生産科学研究室)

〈研究テーマ〉マグロ皮ゆらいのコラーゲンおよびその加水分解物の特性とDPP-IV に対する阻害作用

母国が抱える健康問題の解決に貢献する研究を追求したい

日本は私が高校生の時から憧れている国で2016年に初めて交換留学で日本を訪れることができました。山形に10か月間滞在しましたが、そこで初めての雪、満開の桜を目にし、「いつか必ずこの国に戻ってきたい」と決心しました。学士での学びとまた卒業後、食品会社に勤めていたので、大学院に進むのであれば食品開発と食品機能学に関して学びたいという想いから、日本栄養大学に入学し、今は食品生産科学研究室で人の健康に影響をもたらす魚や他の食品の商品開発に関する研究をしています。卒業後はもし機会があるのであれば日本の企業でも働いてみたいと思っています。

Teh Wan Lin

テ ワン リン

出身国:マレーシア

修士課程保健学専攻 2023年3月修了

指導教員:緒方裕光教授(疫学・生物統計学研究室)

〈研究テーマ〉循環器疾患のリスク要因について

健康な食事や栄養の重要性を地域の人に広めていくようなキャリアを形成していきたい

マレーシアにいる時にいつも「どこか海外で英語の通じない場所で大学院に行きたい」という想いを秘めていました。元々、日本語と日本文化に関心があり、学部生時代に一度日本を訪れた経験もあり、日本への留学の想いが高まりました。将来は高齢者のいる地域で食事や栄養の知識を駆使し、彼らの健康を増進させるようなことに貢献していきたいという考えから、循環器患者をテーマにした研究に取り組んでいます。日本栄養大学の皆さんは日本に来る前から私を温かく迎えてくれるという印象があり、それは今でも変わりません。今現在ここで学んでいることに後悔はありません。

Akrim said

アクリム サイド

出身国:インドネシア

修士課程栄養学専攻 2022年3月修了

指導教員:武見ゆかり教授(食生態学研究室)

〈研究テーマ〉日本のインドネシア人学校の中高生を対象とした食品表示に関するデジタル教材を用いた栄養教育介入の評価

栄養教育をテーマにしたデジタル教材を母国に普及したい

インドネシアでは栄養学を中心に学び、地域や人々の問題に対して施策立案できる地域栄養学について興味をもっていました。留学先を決める際には、日本だけではなく他国の地域栄養学を研究されている武見先生を紹介していただき、奨学金制度を利用して留学を決めました。日本では栄養学に関する教材が多様にあり、オンラインでもマンガなどを題材に思春期の子どものわかりやすい教材が揃っていると実感。私は、栄養教育に関するデジタル教材を自国の地域社会に普及させたいと考えています。将来は、栄養教育をテーマにアニメーションを用いた動画制作をしたいです。この春、修士課程を修了し、東京インドネシア共和国学校で保健体育の教師として働くことになっています。小学校から高校生までの児童・生徒に教えるのが今から楽しみです。研究究室のメンバーは、いつも声をかけてくれ、研究のレポートやプレゼンテーションのアドバイスもしてくれるので、充実した学生生活を送ることができました。

BUI THU HIEN

ブイ トゥ ヒエン

出身国:ベトナム

修士課程栄養学専攻 2022年3月修了

指導教員:本田佳子教授(医療栄養学研究室)

〈研究テーマ〉2型糖尿病高齢者における認知症予防のための多因子介入が食事摂取に及ぼす影響

母国が抱える健康問題の解決に貢献する研究を追求したい

いつか日本で高等教育を受けたいと考えている時、味の素奨学金制度のことを知り、来日を決意しました。ベトナムで栄養学を専攻していたので、日本の大学院では医療栄養学をさらに専門的に学びたいと思っていました。研究室では、「日本の糖尿病患者に対する栄養教育」テーマに研究に取り組み、病院で治療を受けている患者様のデータを解析して論文にまとめています。ベトナムでは、栄養士不足が問題で、病院での適切な栄養指導ができていないため、日本で身に付けた知識や技術を自国のために活かしていきたいと考えています。この春、修士課程を修了し、順天堂大学院博士後期課程に進学します。順天堂大学では遺伝及び食事摂取が高齢者の糖尿病に及ぼす影響について研究する予定です。日本栄養大学の皆さんは、とても親切に接してくださり、勉強や私生活に対してたくさんのサポートをしてくれます。おかげで異国での生活に不安もありましたが、すぐに環境に順応することができました。