手羽先をきつね色になるまで焼くりゅう君。

 

国際交流課ではコロナ禍で海外との交流が難しかった2021年にカフェグローバル・留学生おしゃべり会(クリックするとカフェグローバルのページに飛ぶようにお願いします)を立ち上げ、これまで年間3回、留学生と学部生の交流を推進してきました。

今回、香友会からのお誘いがあり、香友会とのコラボ企画を初めて開催しました。「あつまれ!リアル中国ごはん」は中国人留学生(以下、りゅう君/学部研究生 学校給食・食育研究室)のりゅう君に本場の家庭料理を教わりながら、皆で試食し、それぞれの国の食文化や日本での生活について語り合う交流会です。

 

多くの学生にお越し頂きました!

 

当日(5月27日)は平日・5限のスタートだったにもかかわらず、約30名の学生が集まってくれました。これまで、カフェグローバルではカフェグローバルは少人数での開催が主でしたので、今回は今まで一番の賑わいを見せました!

 

★リアルな「本格中華家庭料理」を拝見!

今回作ったのはりゅう君のご家庭でよく作られた3品(麻婆豆腐、手羽先のコーラ煮、米のスープ)です。麻婆豆腐は日本でも給食で提供されるくらいメジャーな家庭料理です。そこで、りゅう君が作る本格的な麻婆豆腐との味比較をしようと、あえて麻婆豆腐の素を使ったお手軽麻婆豆腐も用意し、学生はもちろんりゅう君本人にも食べ比べてもらう企画もいれました。この企画が大変好評で、アンケートの感想にとても良かったというコメントが多数寄せられました。

 

とても美味しそうに仕上がりました。

 

「日本の豆腐に比べて、中国の豆腐は固いものを使います。まずは、沸かした湯に老抽(中国醤油)と塩、切った豆腐を入れ弱火で5分ほど煮て、そのまま放置します。これで豆腐にも味がしみこみます。

りゅう君の麻婆豆腐に舌鼓を打つ学生。コクがあって美味しいと評判でした。

 

りゅう君が流暢な日本語で話しながら、香友会の大先輩とともに、手早く麻婆豆腐を仕上げて行きます。麻婆豆腐はたくさんの花山椒やコショウ、ラー油を入れることで、学生たちが食べ慣れている麻婆豆腐とは違う本格的な味わいになります。また、豆腐の水分がなくなるぐらい、水気を飛ばすところも大きな違いで参加学生はメモを取りながら興味深く話を聞いていました。「見た目はとても辛そうだけど、案外辛みが強くなく、香辛料の良い香りがしておいしかった。」と学生たちはみな完食していました。

手羽先に切り込みを入れるりゅう君。

 

次に手羽先のコーラ煮。おなじみのコーラと中国の醤油だけを使って煮ます。下茹でした鶏手羽の皮目に横3本、骨と肉の間に縦1本切れ目をいれ、熱したフライパンで手羽先をまずは焼きます。丁寧にりゅう君がフライパンで手羽先を焼くと、食欲をそそられる良い匂いがしてきます。手羽先に焼き色が付いたら、あとは老抽(中国醤油)と塩、そしてペットボトル1本分のコーラを注いで煮るだけです。

「とても簡単にできますし、コーラの砂糖と水をそのまま使うので、とても便利に美味しくできる料理です」「コーラは風邪をひいたとき生姜を加えて温めて飲みます。そうすると体が温まり風邪に効きます。」とりゅう君は話をしてくれました。同じ飲むコーラでも国によってかなり利用の仕方は違います。麻婆豆腐と手羽先を調理している間に、米のスープ、いわゆる日本で言う10倍粥ですが、なんと!お砂糖を加えます。これにはみな驚きでした。

 

★中国での学生生活って??

「中国では高校生活はとても大変で、毎朝5時に起きたらすぐに学校に行き、授業が終わるのは夜の10時です。大学受験がとにかく大変で、日本の高校は夕方終わるのを聞いてとても羨ましいと思っていました。」

3品を調理しながら、りゅう君は中国の学生生活についても紹介をしてくれました。この他にも、中国ではUberで500円位のお弁当を頼むのが一般的だそうですが、栄大では多くの学生がお弁当を持参してきており、それを見るのもとても新鮮だった。ゴミの分別が中国ではなく、坂戸はゴミ袋まで色が決まっていて、最初はとても手間に感じたなど、日本と中国の生活の違いも語ってくれました。

★楽しい試食タイムと学生交流

料理が完成したら、いよいよ全員で試食タイムです。試食しながら、全員が自己紹介し、更に留学生に食べて欲しいおススメの日本食も教えてくれました。

「食べ比べができてとても良かった。りゅう君の麻婆豆腐は本格的で辛いけど味に深みがある」

「お米のスープは10倍粥ですが、それをスープと位置付ける発想がとても面白かった。確かに、米のエキスがたっぷり出ているスープと感じた」

「手羽先のコーラ煮はコーラで煮ているとは思えない。味がしみていてとても美味しい」

など、様々な感想が飛び出しました。当日は養護学科、イノベーション専攻からも男子中国人学生、またフィリピン人・タイ人・ベトナム人留学生も参加し、留学生同士の交流も見られました。

男子学生も来てくれました!男子学生がカフェグローバルの活動に参加してくれるのは、初めてです。

 

日本栄養大学の国際交流では留学生が関わる様々な活動をしています。国際交流課の活動詳細はこちら

 

香友会は卒業生全員が所属している同窓会です。

今回のイベントで使用した香友会館のテストキッチンは、もともと卒業生でもある日本栄養大学の教授が設計した業務用の立派な厨房と、たくさんの方が集まっても見やすくデモンストレーションができる調理台があります。今回は学生対象の企画でしたが、地域の市民の方を対象にした講座も毎年開催しています。

経験豊富な人が集まる香友会は、学生、留学生がより楽しく学校生活を送り、食の分野で幅広く活躍してもらえるように、これからもこのような企画を提案していますので、皆様是非ご参加くださいね。

公式ラインでもご案内しますので、是非登録よろしくお願いします。