女子栄養大学で企画する海外研修に参加した学生の体験記を紹介するこのシリーズ。本日は栄養学部の共通特論Ⅻとして開催されているオーストラリア栄養学研修に参加した西尾日向さん(栄養学部 実践栄養学科)のレポートをご紹介します。当研修は2026年3月12日~2026年3月20日にオーストラリアのパースで開催されました。この研修は本学の提携校でパースに位置するカーティン大学への短期留学プログラムです。

動物園にて大きなポッサム(オーストラリアやニュージーランドに生息する
有袋類)を見学する西尾さん

■プログラムに参加した動機を教えてください。

中学生の時、提携校との短期留学プロジェクトがあり、応募したものの新型コロナウイルスの影響で参加できませんでした。その経験はとても悔しく、いつか海外に行ってみたいと言う思いが強くあったことがいちばんの動機です。履修登録の時は円安の影響や家計のことを考えて参加を見送る予定でしたが、過去に悔しい思いをしたことを知っている母が背中を押してくれて、参加することを決めました。

■現地で実施した活動の中で最も印象に残った事・楽しかったことは何ですか?

印象に残ったことは、カーティン大学の学生とのウェルカムパーティーです。現地学生との交流では、慣れない英語で自分の言いたいことを言う訓練になりましたし、ネイティブの喋るスピードに耳が鍛えられ、もっと英語を話せるようになりたいと思うようになりました。オーストラリアの人は明るい方が多く、場を盛り上げてくれたためとても楽しかったです。また、英語でのコミュニケーションで単語が出てこなかった時にジェスチャーでなんとか伝わったという経験は現地に来てできたいい経験の一つだと感じました。お互いの国の食糧事情について話したり、パーティーで提供されたオーストラリアの伝統的なお菓子について質問したり、とても学びのある時間になったと思います。

楽しかったことは、Caversham Wildlife Parkです。オーストラリア固有の動物に会えるパースで1番古い動物園です。カンガルーに餌やりをしたり、コアラと写真を撮ることができ、とても貴重な体験ができました。カンガルーの餌やりは無料で体験できたので、お金を気にせず半日楽しむことができました。見たことがない動物がたくさんいて、とても楽しかったです。

カーティン大学でのウェルカムパーティーで出された食事

■自由行動では何をしましたか?

自由行動ではスーパーに行ったり、パース市内を観光したりしました。講義で、現地で働く本学の卒業生からFODMAPマークのついた食品を二つ探すという課題が出ていたので、ホテル近くのスーパーやスーパーマーケットツアーの時に行ったスーパー、市内のスーパーなどにお土産を買うついでにたくさん行きました。日本では見られない食材や、ヘルススターレイティングのついた食品を見て日本のスーパーマーケットと比べたりしました。

パースの土地は私にとって居心地が良く、何もしていない時間でさえ空や街並みに感動することができました。ホテルの部屋で相部屋の友人と今回の旅について語り合った時間は本当に楽しい時間でした。

■留学の意義及び海外研修を通じて得たもの・自分の変化等

伝わるかわからない英語でも伝えようとする姿勢が大事なのだと思いました。パーティーの時に、自分が言いたいことをそのまま伝えることは難しくても、一つ一つ噛み砕いていけば単語だけでもなんとか意味を伝えることができるというのを学びました。授業の英語は苦手でしたが、英語でコミュニケーションを取ることは好きだということをこの研修で認識しました。伝わった喜びを感じると同時に、完全には伝わらなかったという悔しさがこの研修での大きな成長になったと感じます。

カーティン大学で著名な先生方による特別講義を受講

■今後、留学を考えている後輩へのメッセージやアドバイス

海外が怖いと思っている人も、興味があれば行くことをおすすめします!パースは比較的治安が良く、危ない行動をとらない限り犯罪に巻き込まれることはないと思います。基本的に集団行動ですし、先生が引率してくださるので、初海外旅行で不安がある人も安心だと思います。

この研修に参加したことで9日間を共に過ごした栄大の友人ができました。そしてなにより、海外の最新の研究や新しい考え方に触れ、たくさんの刺激を受けました。また、恐れず挑戦することの重要性を改めて認識しました。周りの目を気にして行動しないことが1番もったいないな、とこの研修期間を通して感じました。

はじめに言いましたが、興味があるなら行くことを強くおすすめします。この経験は今しかできないことの一つです。皆さんが将来に活かせるような経験をしてほしいと思います